2月28日のアイスキャンドルイベントに向けて、現在アイスキャンドルのシェードを作成中です。
試しに一灯ともしてみました。

今年の目標は2月28日にちなんで228個としていましたが、2月15日の時点で270個完成！
これから細かな仕上げ作業つつ、もう少しシェード作りを続けます。

ちなみに、アイスシェードはどうやって作るか・・・。
保管庫内で、バケツや桶に水をはって半日～1日半で、氷が適当な厚さになります。そうしたら、バケツごとお湯につけ氷とバケツを分ける。バケツをひっくり返して氷の塊を出す。次に天面に穴を開けて、ひっくり返して水を流す。というかんじです。

先日、旧塩狩温泉旅館（旧塩狩温泉ユースホステル）で働いていらっしゃった方がお泊まりいらして、昔のアイスキャンドルのお話も色々伺いました。

もともとはヘルパーさん（ユースホステルの仕事をお手伝いしてくださる人）とホステラーさん（ユースホステルを利用されるお客様）数人が、試しにアイスキャンドルのシェードを作ってみよう、と４，５個作ったところが始りのようです。
そして、せっかくだからこのアイスキャンドルを小説「塩狩峠」のモデルとなった長野氏の命日である2月28日のイベントにしよう、ということになり、だんだん”2月28日のイベント”として定着していったとのこと。
最盛期はたくさんのホステラーさんの手を借りて、1500灯ほど灯したそうです。

シェードを作ることもそうですが、当日の配置や、キャンドルに火を灯す作業がまた人手がいるんですよ、でもそれを楽しみにたくさんのホステラーさんが228に集まって来てたんですよ、と楽しそうに語ってくださいました。

塩狩ヒュッテとしては、今年が初めてのアイスキャンドルイベント。
冬の白い塩狩に美しく温かい火が灯るのをお楽しみに。